新潟県立歴史博物館10周年記念講演会に参加。
暇な時に将来の旭山動物園のイメージを絵に描いておいた。
暇な時は16年間続いた。その理由は市長が動物園きらいで、予算がつかなかった。
入場者数が動物園の価値の基準になりつつあり、
それは20世紀型の常に右肩上がりという古い考え方で危惧している。
動物園の成功したという目安はその町の人口が年間入場者数で、旭川は35万で、
動物園はピークで306万で、昨年は250万。これは東京の美術館の企画展の立ち止まらないでください!というピカソ、ドラクロワのあの状態は異常で、
本当に見たい人はわずかで、
ほとんどの人は話題性で行っただけであり、この辺が民族の民度。
旭山に人が集まるのは動物園自身の魅力もあるが、
多くはマスコミが取り上げたからという見方をしている。
今の「パワースポット」を見ればよく理解できる。